お口が乾く、ドライマウス
- 2026年3月11日
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ドライマウスって?
ドライマウスとは、文字どおり、お口の乾燥です。唾液が減ることにより、様々な症状があらわれます。
「口の中がネバネバする」「口が乾いて話しづらい」「食べ物が飲み込みにくい」などの症状はありませんか?
このような症状が続く場合、【ドライマウス(口腔乾燥症)】の可能性があります。
ドライマウスは単なる「口の乾き」ではなく、唾液の分泌量が減ることで口腔内の環境が悪化し、虫歯や歯周病、口臭などの原因にもなるため注意が必要です。今回はドライマウスの原因や影響、そして対策について解説します。
唾液の重要な働き
唾液には、私たちの口腔内を健康に保つためのさまざまな働きがあります。
①自浄作用
唾液は食べかすや細菌を洗い流し、口の中を清潔に保ちます。
②抗菌作用
唾液には抗菌成分が含まれており、細菌の増殖を抑える働きがあります。
③再石灰化作用
歯は食事のたびに少しずつ溶けていますが、唾液はカルシウムやリンを補給し、歯を修復する働きがあります。
④消化を助ける働き
唾液中の酵素は、食べ物の消化を助けます。
このように唾液は「天然の口腔ケア」ともいえる重要な役割を持っています。そのため唾液が減ると、さまざまなトラブルが起こりやすくなります。
ドライマウスの主な原因
ドライマウスはさまざまな原因によって起こります。
①加齢
年齢とともに唾液腺の機能が低下し、唾液量が減少することがあります。
②薬の副作用
高血圧の薬、抗うつ薬、抗アレルギー薬などは唾液の分泌を減少させることがあります。
③ストレス
強いストレスや緊張状態が続くと、自律神経のバランスが乱れ唾液分泌が低下します。
④口呼吸
口で呼吸する習慣があると口腔内が乾燥しやすくなります。
⑤全身疾患
糖尿病や自己免疫疾患などが関係することもあります。
このように、ドライマウスは生活習慣や体の状態と深く関係しています。
ドライマウスによって起こるトラブル
唾液が少なくなると、以下のような問題が起こりやすくなります。
・虫歯になりやすくなる
・歯周病が進行しやすくなる
・口臭が強くなる
・口の中がネバネバする
・舌がヒリヒリする
・食べ物が飲み込みにくい
・入れ歯が痛くなる
唾液が減ると細菌が増えやすくなるため、口腔内のトラブルが全体的に増えてしまうのです。
ドライマウスを予防・改善する方法
日常生活の中でできる対策もいくつかあります。
①よく噛んで食べる
噛むことで唾液腺が刺激され、唾液の分泌が促されます。
②こまめに水分補給をする、保湿剤を使う
口の乾燥を感じたら、少量ずつ水分を補給しましょう。また、口腔保湿を目的としたジェルや洗口液を使用するのも効果があります。
③唾液腺マッサージ
耳の前やあごの下にある唾液腺を軽くマッサージすることで、唾液の分泌を促すことができます。
④キシリトールガムを噛む
ガムを噛むことで唾液分泌が刺激されます。
⑤口呼吸を改善する
鼻呼吸を意識することで口腔乾燥を防ぎます。
気になる症状があれば歯科医院へ
ドライマウスは放置すると虫歯や歯周病のリスクが高まるだけでなく、食事や会話など日常生活にも影響を与えることがあります。
症状が気になる場合は、歯科医院で原因を確認し、適切なケアを行うことが大切です。
当院では、口腔内の状態の確認だけでなく、生活習慣や服用されているお薬なども含めて総合的にチェックし、ドライマウスの改善をサポートしています。
「口が乾く」「ネバネバする」といった症状がある方は、お気軽にご相談ください。
