「フレイル」をご存知ですか??
- 2026年4月24日
- 一般歯科
フレイルとは
「フレイル」という言葉をご存知ですか?最近は、健康番組やニュースなどでも耳にする言葉ですね。「フレイル」とは、「虚弱状態」、要するに、身体の機能が衰えていきている状態です。この状態を放置すると、寝たきりになったり、病気に移行したりする可能性が高いため、この状態にできるだけ早く気づき、機能を回復させようとする取り組みが大切です。お口の中に特化すると、「オーラルフレイル」という状態があります。加齢などによりお口の機能が少しずつ衰えていく状態を指します。病気とまではいえない軽微な変化の段階ですが、放置すると口腔機能低下症、さらには全身のフレイル(虚弱)へと進行する可能性があります。
こんな症状はありませんか?
オーラルフレイルは日常の中の小さな変化として現れます。
- 食べこぼしが増えた
- むせやすくなった
- 滑舌が悪くなった
- 硬いものが食べにくい
- 口の中が乾きやすい
これらがいくつか当てはまる場合、お口の機能が低下し始めているサインかもしれません。
放置するとどうなる?
オーラルフレイルをそのままにすると、次のような悪循環が起こります。
- 噛みにくくなり、柔らかい物ばかり食べる
- 噛む力がさらに低下する
- 食事量が減り、栄養不足になる
- 筋力低下や全身の衰えにつながる
また、噛む回数の減少は脳への刺激も減らし、認知機能の低下にも関係するといわれています。
予防と改善のポイント
① お口の中を健康に保つ
むし歯や歯周病は機能低下の大きな原因です。定期検診を受け、早期発見・治療を行いましょう。入れ歯を使用している方は、定期的な調整も重要です。
② 悪いところは治療
お口の機能は「使うことで維持」されます。
むし歯や歯周病、さらには抜歯したあと放置し、歯のないところがあるなど、お口の中に悪いところがあるとしっかりと噛めません。
悪いところは、歯科医院でしっかり治療を受け、
- よく噛んで食べる
- 会話を楽しむ
- 声に出して読む
といった日常習慣が、フレイル予防につながります。
